ふたばが初めての夏を乗り越えて、気づいたこと。
気管内が乾燥する!!
冷房の影響と、発汗などにより体内の水分が奪われることなどの要因が重なり、気切っ子のお友だちの気管カニュレ内が乾燥したり、痰が硬くなることが多かったのです。
ふたばには毎日看護師が4〜5人配置されています。リハビリ職と看護師を中心に、スタッフ全員で集中的に肺ケアをしようと気合いを入れて夏を乗り切りました!
ネブライザーを持っている子は、加湿をしてから、体位を変えていきます。
寝たきりの子は背面の筋肉もこわばっていたり、圧迫によって肺が膨らみにくく、背部に痰がたまりやすくなり、酸素化が良くない状態です。
バランスボールを使ってうつ伏せにすると、背面の圧迫が解放され、空気が入りやすくなります。体の力がいい感じに抜けて寝てしまう子が多いです。
肺痰ケアを行い、奥底にあった痰が上がってくることで、ゼイゼイヒューヒューがなくなって帰ったり、酸素化の数値が改善されたりします。
気管支炎や肺炎の予防にもなり、入院の頻度が低くなったお子さんもいます!
これからも、毎日を元気に過ごせるようにお手伝いできればと思っています。